オーディオ専用のCDピックアップを搭載するなど音質にこだわり、ヘッドホン出力も備える個性派CDプレーヤー「DISCDREAM 2」「DISCDREAM 2 Ultra」が水月雨(MOONDROP)より登場。価格もデザインも魅力的な兄弟モデルをご紹介しましょう。
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[写真左]
水月雨(MOONDROP)
「DISCDREAM 2」
¥OPEN(実売想定価格¥23,400前後/税込)[写真右]
水月雨(MOONDROP)
「DISCDREAM 2 Ultra」
¥OPEN(実売想定価格¥42,300前後/税込)
吟味されたパーツの恩恵でCDの音を純度高く再生
ある意味で多くの人が待ち焦がれていたであろう製品が登場しました。そう、水月雨のCDプレーヤー「DISCDREAM 2/ULTRA」です。というのも初代「DISCDREAM」は残念ながら量産化する際にトラブルに見舞われてしまい、生産数が少なかったのです。今回は製造問題をクリアし、「DISCDREAM 2」と「DISCDREAM 2 Ultra」の2種類が発売されました。
本機はトップローディングタイプのCDプレーヤーで、オーディオ専用CDピックアップや日本製オーディオ専用ドライブモーターチップを採用するなど本格仕様がウリですが、非常に多機能でもあります。バッテリーやヘッドホンアンプを内蔵する点もユニークで、ノーマル版は3.5mmのアンバランス出力に加え、ラインアウトと光デジタルアウトが兼用で搭載します。ULTRA版はそれらに加えて、4.4mmのバランス出力、さらにUSB DAC機能も備えています。
- 「DISCDREAM 2」の内部設計。「DISCDREAM 2 Ultra」と共通化されていますが、電源のリニアレギュレーターの数やアナログアンプ回路のチャンネル数などがULTRA版とは異なっています。ちなみに、ノーマル版では6基のリニアレギュレーターを採用しています。
- 「DISCDREAM 2 Ultra」の内部設計。ULTRA版では7基のリニアレギュレーターに加えて、4チャンネル独立アナログアンプ回路が搭載されるなど、音質に関連するパーツがグレードアップされています。
2つの大きな差は、見た目にわかりますが、樹脂製のボディを採用するノーマル版に対して、ULTRA版はCNC切削のアルミ合金ボディを採用する点。さらにUltra版には、4チャンネル独立アナログアンプ回路が搭載されています。DACチップもシーラス・ロジック製「CS43131」をノーマル版ではシングルなのに対してデュアル搭載になるなど、パーツ面で差別化が行われています。
CD本来のS/N感のよさが伝わってくる
サウンドは両者ともハイレベル。パーツへのこだわりが奏功し、CD本来のS/N感のよさ、ディテール表現の細やかさがしっかりと伝わってきます。ノーマル版でも充分に満足できますが、Ultra版の方が1枚も2枚も上手。S/N感がさらに向上し、見通しのよいサウンドの純度が増します。音で選ぶかデザインで選ぶか、大いに悩ましい選択です。
- 左が「DISCDREAM 2」、右が「DISCDREAM 2 Ultra」。ノーマル版は樹脂製であるのに対し、ULTRA版の場合、航空グレードのアルミ合金をCNC切削によって一体成形した後、ヘアライン加工とマット仕上げが施されており、見た目に高級感たっぷりです。
SPEC
水月雨(MOONDROP)「DISCDREAM 2」
●再生ディスク:CD/CD-R/CD-RW ●最大サンプリング周波数/量子化ビット数:384kHz/32bit(PCM)、11.2MHz(DSD) ●入力端子:USB Type-C ●出力端子:3.5mmヘッドホン、3.5mmラインアウト/光デジタル音声 ●外形寸法:169W×32H×154Dmm ●質量:424.0g
水月雨(MOONDROP)「DISCDREAM 2 Ultra」
●再生ディスク:CD/CD-R/CD-RW ●最大サンプリング周波数/量子化ビット数:384kHz/32bit(PCM)、11.2MHz(DSD) ●入力端子:USB Type-C ●出力端子:4.4mバランス、3.5mmヘッドホン、3.5mmラインアウト/光デジタル音声 ●外形寸法:169W×32H×154Dmm ●質量: 710.5g


