ますます快進撃を続ける、水月雨/MOONDROPの秋の新製品
水月雨/MOONDROPは、8月14日から16日まで開催されている「深圳国際オーディオショウ(以下SIAS2026)」で、静電型ヘッドホン「月零MOONZERO」や「月之暗面DarkSide」をはじめ、有線タイプのイヤホンやヘッドホン、ワイヤレスヘッドホン、ゲーミングヘッドホンやアクセサリーまで、幅広いラインアップの新製品群を発表しました。
中国・成都に本社を構える水月雨/MOONDROPは、創立から10年を超えたばかり。最先端の音響技術をスピーディーに採用する柔軟な発想と、測定をベースとした科学的なアプローチで、コスパに優れた高音質イヤホンを続々とリリース。ここ数年で東莞や深圳に研究開発センターを立ち上げるなど、大きな設備投資も実施。世界中のオーディオファンを虜にしている、いま最も注目すべきブランドのひとつです。

発表会に登壇した水月雨/MOONDROPの鄭社長は「今度こそドタキャンしません!」と前置きしたうえで、これから発売される予定の展示アイテムを次々と披露してくれました。
「月零MOONZERO」〜ブランド初の静電型ヘッドホン

「月零MOONZERO」は約7年をかけて開発したという静電型ヘッドホンです。発売時期は未定ですが、予定価格は2999元(およそ80,000円弱)。価格が発表されると、会場からは、どよめきが起こりました。

112mmの大口径ドライバーで、1.2μmの極薄真円形「金色蝉翼」振動板を搭載。温度や湿度に強く安定し、分極電荷分布が均一だとメリットをアピールしていました。また、二重構造の特殊メッシュを採用していて、音の反射を極限まで抑えつつ、ダイアフラムを物理的に保護する構造となっています。コネクターは汎用5ピンタイプです。
「静電型ならではの圧倒的な透明感・滑らかさ・高解像度を備えつつ、ダイナミック型のような豊かな響きと温かみを融合させました。歪み率(THD)も全帯域で極めて低いレベルです」と、鄭社長も出来栄えに自信をのぞかせていました。
「月之暗面DarkSide」〜プレミアムな平面型ヘッドホン

そして平面型ヘッドホン「月之暗面DarkSide」も、ようやく正式リリースされました! こちらは今度こそ、8月中の発売を予定しているそうです。


500ナノメートル超薄型振動板と純金駆動回路、振動膜を保護するブラケットにセラミックを採用しているそうです。

ヘッドバンドに高級時計やレーシングカーに使う「多層複合炭素繊維フレーム」を使用するなど豪華仕様となっています。一台ずつ固有シリアル番号の金属製ネームプレートが付属。正式発売以降、受注生産を予定しているそうです。1年前のサンプルから改善が進んで、軽量化・高剛性化に成功したそうです。予定価格は19,999元(およそ480,000円弱)というプレミアムモデルです。
「竹 III CHU・3」〜コスパで選ぶならこれ!

日本でも驚異的なコスパで話題となった有線イヤホンが、ついに新世代へと生まれ変わります!「竹 III CHU・3」は99元(およそ2,400円弱)ながら、アルミマグネシウム合金ドーム+柔軟ダンピング材エッジを備える振動板を搭載した、オーディオ入門にも最適なダイナミック型イヤホンです。筐体はフルメタルでコンパクト。低価格でもこだわり満載なのが、このブランドらしいところです。

そのほかワイヤレス/ゲーミング関係の新作も充実!

ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン「万華鏡 the Garden」。スケルトンデザインのオシャレ系と思わせつつ、高調波歪みを極限まで抑える工夫、カーボンファイバー振動膜・特許取得13mm超リニアプレナーユニットを開発・搭載した意欲作。LDACによるハイレゾワイヤレス接続や、アプリからパラメトリックEQも調整できる。価格は999元(およそ24,000円弱)。

2Pin有線イヤホンをワイヤレス化できるアダプター「EVO II」 。連続再生15時間超え、LDACやLHDCでのハイレゾ伝送に対応。デジタルアンプチップは約90mW出力と十分すぎるパワー。アプリも使えます。堅牢性にこだわった充電ケースはIP67仕様。価格は499元(およそ12,000円弱)。

ゲームユーザーのための有線イヤホン向けアクセサリー「E.S.Combo」。ミュートスイッチ機能のあるマイク付き着脱ケーブル、専用サウンドカード、中間スイッチ、各種アクセサリーのセット。価格は199元(およそ4,800円弱)とリーズナブルです。

水月雨/MOONDROPはサブブランド「Moondrop Gravity(隕月重工)」をスタート、ゲーミングにも注力しています。ワイヤレスヘッドホン「Gaming Maestro(GM-01Pro)」 は2.4GHz/BTどちらも接続可。最大150時間再生。高出力トランスミッターを使うと理論値15msの遅延に抑えられます。価格は299元(およそ7千円強)。
イベント開場後のブースの様子からも、中国の若い世代のファンから絶大な支持を集めていることが窺えました。

