有線イヤホンをより高音質で楽しみたいと思ったことはありませんか? 実は新型iPhoneやAndroidスマホ、PCに直挿しする「ポータブルDAC」という機器をちょっと挟むだけで、イヤホンの音は別物になります。特に近年、DACチップの選定やアンプ回路に各社それぞれの工夫があり、音に個性が生まれてきました。さらに軽さや機能性など、様々な「売り」を各社が押し出しています。そんな中で本記事では、ビギナーに最適なポータブルDACを、さまざまな価格帯かで紹介していきます。
※このページのリンクには広告が含まれています。
【5万円以上】 ASTELL&KERN「AK HC5」〜音に「SP4000」の風格がある
- ASTELL&KERN
「AK HC5」
¥84,700(税込)
Astell&KernのフラグシップDAP「A&Ultima SP4000」の開発で培った技術を小型筐体に結集させたモンスターDAC。旭化成エレクトロニクス社のDAC「AK4191EQ」と「AK4499EX」を搭載したり、High Driving Modeを採用したりと、SP4000らしい技術が満載。
【3〜5万円】 ARTPICAL「Mondrian」〜聴く芸術品
- ARTPICAL
「Mondrian」
¥OPEN(実勢価格¥42,000円前後)
デザインはオランダの画家ピート・マンダリンが描いた抽象画にインスパイアを受けており、他にない魅力を放つDAC。見た目だけでなくESS社の「ES9281AC PRO」を採用し、そのDAC性能を活かす音響回路の設計にもこだわりぬく。
【3〜5万円】 DDHIFI「TC44 Grip」〜スッキリ配線できる
- DDHIFI
「TC44 Grip」
¥OPEN(実勢価格¥31,500円前後)
太い純銀ケーブルを通す配線までデザインされている個性派DAC。スマホケースにアタッチメントを貼り付けて固定する方法もユニークだ。DACチップは「CS43198」をデュアル搭載。後段も独立アンプを採用するなど、音質設計も徹底。
【1万円未満】 FIIO「Snowsky TINY A」〜差すだけカンタン
- FIIO
「Snowsky TINY A」
¥OPEN(実勢価格¥4,190円前後)
重さわずが7gと超軽量! スマホに直接差し込むだけで最大384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまでの再生ができる。イヤホンジャック部は3.5mmだが、反対側にUSB Type-C端子があり、充電しながら使えるのも便利。
【5万円以上】 IBASSO AUDIO「DC-ELITE」〜電源強化のMAX仕様
- IBASSO AUDIO
「DC-ELITE」
¥OPEN(実勢価格¥81,400円前後)
電源を強化してDAPの音質をよくする「MAX」の手法を取り込む高級機の定番。ROHM社のDAC「BD34
301EKV」、この電流出力型DACのポテンシャルを発揮させるため、高級DAPに搭載するパーツを使うなど細部までこだわりぬく。
【1〜3万円】 TANCHJIM「Space Pro」〜DAC界のコスパ番長
- TANCHJIM
「Space Pro」
¥5,500(実勢価格¥21,000円前後)
DACチップにはシーラス・ロジック社のフラグシップ級「CS43198」をデュアル搭載。筐体は宇宙航空機グレードのアルミ合金を切削加工して使うなど、価格以上のスペックが魅力。背面には同社キャラクター「浅野てんき」を加工。
【3〜5万円】 水月雨「Moonriver3」〜100段階の音量調整
- 水月雨
「Moonriver3」
¥OPEN(実勢価格¥32,200円前後)
中央の物理ボリュームが目を引くが、独自のデジタルエンコーダーを搭載することで、ほぼ無損失の100段階の音量調整ができるのが特長。筐体はステンレス製で、CNC切削加工による仕上げだ。アプリによるDSP調整ができるのも特長。

※この特集記事は2026年6月末刊行のフリーマガジン「プレミアムヘッドホンガイド」から転載、加筆されたものです。
プレミアムヘッドホンガイドについて、詳しくはこちら
